
戦後の日本社会では、生活保護、社会福祉事業法が施行され、社会福祉に対する関心は高まりつつありましたが、戦争により家族や親族を失った人など、支援や保護が必要な高齢者が大勢いました。
そのような状況のなか、初代理事長馬場義幸他有志8名の発起人が集まり、同時に多くの方々の理解や協力を得ながら、1955(昭和30)年に保護施設「松楓園」が誕生しました。
当初は薪で風呂を沸かしたり、火鉢を囲んで暖をとったり、畑を耕したり、まさに手作りで老人ホームの運営を進めてきました。その後、老人福祉法の施行に伴い、1963(昭和38)年には養護老人ホーム「松楓園」となり、1972(昭和47)年には、虚弱高齢者に対する家族介護支援などのニーズに応え、特別養護老人ホーム「和敬園」を、1985(昭和58)年には特別養護老人ホーム「コスモホーム」を開設しました。
1955
事業開始
社会福祉法人松楓園の認可を受ける
松楓園は保護施設として認可を受ける

1957
お年玉つき年賀はがき寄付金により収容棟を増設
1963
老人福祉法の制定により養護老人ホーム松楓園となる

1966
国・都の補助金により収容棟創設。職員寮完成
1972
特別養護老人ホーム 和敬園開設

1973
法人名を「松楓会」に変更
1981
地域の高齢者を対象に給食サービスを実施

1983
特別養護老人ホーム コスモホーム開設
1990
松楓園・コスモホーム共用棟を増築
秋川市高齢者在宅サービスセンターコスモの委託事業を開始
秋川市高齢者在宅サービスセンターコスモの委託事業を開始

1999
和敬園新築
あきる野市在宅介護支援センター事業を開始
あきる野市在宅介護支援センター事業を開始
2000
介護保険制度が導入
居宅介護支援事業と通所介護事業(平成28年度より地域密着型)を開始
居宅介護支援事業と通所介護事業(平成28年度より地域密着型)を開始

2006
新型養護老人ホーム個別契約型の運営開始
2017
在宅介護支援センター廃止
2018
通所介護事業廃止

2025
松楓会開設70周年を迎える
