特別養護老人ホーム

新年あけましておめでとうございます。

新年早々、能登半島での大きな地震や、航空機事故など大変痛ましいニュースからはじまりました。そして日を追うごとに被害の甚大さが明らかになっています。被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。

さて、昭和30年4月22日に設立された松楓会は、間もなく69年を迎え70周年に向かって歩み始めました。こうして長く続けられているのも、ひとえにご利用者様、ご家族様並びに地域の皆様の温かいご支援とご協力のおかげであり、心より御礼申し上げます。

2024年になる今年は辰年です。そして今年は1年が366日となる、うるう年でもあります。うるう年は基本的に4年に一度で干支は12なので、うるう年になる干支は子(ね)・辰(たつ)・申(さる)と決まっています。そんな特別な辰年ですが、「竜のように猛々しく新しいことに挑戦する年」と言われており、松楓会においても今年は様々な新しい取り組みを始めていきます。その取り組みの一つとして、2月下旬には特定技能外国人8名の方々をミャンマーより受け入れる予定です。ここ数年、介護業界は深刻な人材不足が問題視されております。募集をしても中々人が集まらない状況であり、外国人労働者の受け入れを拡大することで問題の打開策につながることを期待しております。松楓会では、すでに台湾出身の方やフィリピン出身の方などが在籍しており、組織のグローバル化が進んでいる中で新たな創造性と活力があふれてきたのを実感しています。

新しい令和の時代においても、地域のセーフティネットとして、そして福祉のパイオニアとしてその役割を果たしていけるよう、私たちは精一杯努めてまいる所存でおります。本年も引き続き皆様のご指導・ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

令和6年1月吉日
常務理事・統括施設長 馬場壮稚